アクロバットの中でも難易度の低い技、
ハンドスプリングのやり方をご紹介いたします。
ハンドスプリングは、バク転に比べて前に手を着いて前方に着地するので、恐怖心が少ない技です。
正しいやり方とコツを身につければ、1日で簡単にできる技なので、
しっかりマスターしてください。
バク転が学びたい方はこちら↓
バク転は怖くない!1時間でできる怖くないバク転のやり方とコツ
ハンドスプリングってどんな技?
ハンドスプリングは、冒頭で説明した通り、
前方に手を着いて、倒立した状態から腕で飛び、
足で着地する技です。
オリンピックの体操などで、
前に向かって手をついて連続で回っているあの技です。
よく中高生になると、勢いでできちゃったりしますが、
着地が地面にしゃがみ込むようになったりすることが多いので、
このブログで綺麗なやり方を学んでもらえればと思います。
正式名称は前方倒立回転跳び
前方に倒立した状態で回転して飛ぶので、まさしくその通りですね。笑
他にも、「転回」などとも呼ばれることもあります。
ハンドスプリングの練習の前準備
ハンドスプリングの練習には広い場所が必要なので、
必ず広くて体が何かに当たらない場所でしましょう。
できれば怪我しても大丈夫なように、芝生などでやることをおすすめします。
手首足首の負担も少なくなるので、おすすめです。
必ず柔軟(ストレッチ)をしましょう
ハンドスプリングは全身運動ですので、
途中で怪我をしないようにしっかりストレッチしましょう。
特に腕に体重がしっかりと乗るので、
手首のストレッチは入念に行いましょう。
ストレッチや体操は寝る前?お風呂上がり?効果的なタイミングはコレ!
あと、ブリッジができる人なら練習前にブリッジをやることをお勧めします。
ハンドスプリングはブリッジから起き上がる動きが含まれますので、
先に使用する筋肉を柔軟しておいた方がいいでしょう。
ハンドスプリングのコツとやり方
今回は、きょんくまさんのYOUTUBE動画、
「【ハンドスプリンング講座】(転回)誰でも1日で出来る! ハンドスプリング(転回)やり方!」
を参考にレクチャーしたいと思います。
ハンドスプリングのやり方は、
前に向かって勢いよく地面に手を着いて倒立し、
その勢いで前方に足で着地することが、一連のやり方の流れです。
その中でカッコよくハンドスプリングをするためには、
- 入り方
- 地面に手を着いた時の跳ね方
- 勢いのつけ方
- 着地のコツ
この4つが重要になります。
どれか1つでも疎かになると、
うまくできなくなるので、しっかり意識しておきましょう。
ハンドスプリングの入り方
入り方は、腕を振り上げて、踏切やすい方の足で踏み切り、
前方に手を着きに行きます。
特に足を揃えてジャンプする必要はありません。
腕は上に振り上げていた方が、
地面に着地する際にスムーズになる&勢いがつきます。
両足を揃えて同じ力で飛ぶ必要はないので、
幅跳びする際に、右足から飛ぶ方が得意なら右足で踏み切って前に飛びましょう。
地面に手を着いた時の手の跳ね方
手を着いた時に大事なのは、逆立ちした状態で上半身を使って跳ねることです。
跳ねる際は、腕を曲げずに、手を伸ばすくらいの感覚で、
上半身全体で地面を押しましょう。
これはハンドスプリングの肝になるので、覚えておいてください。
なので、最初はハンドスプリングで前方に倒れる前の逆立ち(倒立)の状態で、
一度跳ねる練習をした方が、綺麗なハンドスプリングができるようになります。
逆立ち(倒立)ができない方は、倒立を覚えることをおすすめします。
逆立ち(倒立)が簡単に出来る正しいやり方!4つのコツと簡単にできる捉え方
ちなみに跳ねる際に腕を曲げて力で押すと、
止まってしまい前方に行けなくなるので、
腕は曲げないことを意識してください。
勢いのつけ方
入る際の勢いですが、先ほどの手で地面を押すことが一番大事なので、
軽く助走をつける程度で大丈夫です。
勢いをつけすぎると、着地の際に屈伸状態で着地するので、
少し恰好が悪くなります。
勢いを思い切りつけるよりは、
手で地面を押してあげる方が重要です。
着地のコツ
着地する際のコツは非常に簡単で、膝を曲げないこと。
これが非常に大事になってきます。
倒立の状態から程よい勢いで手で地面を押して、
膝を伸ばした状態で着地しに行く。
これが大事です。
これができないと、
このように膝が曲がった状態で着地してしまいますので、
膝を伸ばして着地しましょう。
ハンドスプリングを連続でやるには
ハンドスプリングが完璧にできる(着地がきれいにできる)のであれば、
連続ハンドスプリングも夢ではありません。
理想としては、両足で着地してからすぐにできる方がいいのですが、
両足は難易度が高いので、最初は片足着地で片足踏切で連続ハンドスプリングをした方がいいでしょう。
連続のやり方としては、片足で着地→片足で踏み切って再度ハンドスプリングの繰り返しになります。
勢いを止めないやり方は、足で着地の際に、
踏ん張らずに膝を曲げずジャンプする意識が大事です。
まとめ
ハンドスプリングのやり方流れで簡単にまとめると、
- バンザイした状態で程よく助走をつける
- 得意な足で踏み切る(両足で踏み切らずOK)
- 地面に手を着く
- 手を着いた際は上半身を使って、しっかり地面を押す
- 腕はあまり曲げない
- 倒立〜着地までは膝を伸ばす
これでハンドスプリングの完成です!
ハンドスプリングは手で押してあげることが勢いをつけることよりも重要なので、
前方に逆立ちでジャンプすることを覚えた方が、綺麗に飛べるようになります。
勢いをつけすぎたり転回の際に膝を曲げると、
着地が不格好になるので、
勢いをつけすぎずに入って、膝を伸ばした状態で着地する。
これがコツです。
ハンドスプリングはバク転に比べて恐怖心も少なく簡単なアクロバットの技なので、
コツを掴んでカッコよくできるようになりましょう!
他にもアクロバットの技を知りたい・学びたい方はこちら↓
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