捻挫とは?捻挫になった時にすぐにやるべき正しい処置・テーピング方法、

捻挫の腫れを早く引かせて、完治期間を長引かせない為にはどのようにすれば良いか?またその予防方法などをご紹介。

手首・足首が捻挫した際に早く治せるようにしましょう。

 

 

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捻挫とは、骨折や脱臼を除く、靭帯や軟部組織が損傷した容態をいう。

一般的には挫いたという状態で、運動時に手首や足首などの関節部分が稼働許容範囲を超えた際に起こりやすい。

 

捻挫の症状|軽度・中度・重度

 

捻挫にも症状の差があります。必ず捻挫の際は整形外科や整体へ診察を受けましょう。

軽度ならまだしも、重度の場合は捻挫が癖になったり完治が遅れたりしますので、

必ず専門家に診断していただくことをお勧めします。

 

軽度の捻挫(捻挫I度)

靭帯を損傷(伸ばした)状態。捻挫の中では軽度で、

丁寧な初期処置で早期完治させやすい。

 

軽度の捻挫(捻挫II度)

靭帯が部分的に断裂している状態。

捻挫I度に比べて腫れも疼くような痛みも強い。

 

軽度の捻挫(捻挫III度)

靭帯が断裂した状態。激しい痛みと内出血を伴う。

関節が不安定になっていたり、体重をかけると激痛が走る場合は、

この捻挫III度の場合がある。


 

捻挫をした時、長引かせないようにする為にも初期処置が大切になります。

初期処置をすることによって、腫れを引かせたり関節を安定させることで、

捻挫が癖になりにくく治りやすくなります。処置方法を順番に紹介します。

 

1.安静にする(動かさない)

 

捻挫をした瞬間からまずは動かさないようにして、

内出血や痛みを抑えましょう。

 

2.捻挫したところを冷やす

 

冷やすことで腫れ(内出血・炎症)を抑えることができます。

ビニール袋に氷を入れて、捻挫部分以外も覆うように患部に当てます。

20分間くらいまで当てて、痛みが続くようであれば、断続的に冷やして炎症を抑えましょう。

 

3.捻挫したところを圧迫・固定する

 

腫れや炎症を抑える為に捻挫したところを圧迫・固定します。

テーピング・またはサポーターなどで強すぎない程度に固定しましょう。

 

4.心臓よりも患部を高い位置に挙げる

 

手首なら手を上に、足首なら寝転んで足を上にするようにして、

内出血による痛みを抑えられます。

 

 

多くの場合、軽い症状であれば1〜3週間程度、

症状によっては2ヶ月程度かかったりするものもあります。

完治する期間も、初期の処置や普段の生活によって左右されますので、

処置を正しく行った上で負担をかけすぎない日常生活を送りましょう。

 

手首と手が軽く動く程度にテーピングで固定しましょう。

曲げると痛いといった場合は、テーピングをお勧めします。

手首が捻挫した時のテーピングや症状による治療と治らない時の対処法

 

きちんと足首が90度になるように固定して、

靭帯の損傷に対して補強するようなテーピングをして痛みも動きも楽にしましょう。

 

 

テーピングと同時にサポーターもお勧め

 

手首や足首を固定する際、テーピングだと難しいという方は、

サポーターで固定する方が安定して経済的にもリーズナブルな場合がございます。

詳しくはこちら▽

捻挫サポーター手首・足首|痛みが楽になるおすすめと使い方・必要性

 



 

捻挫をしないようにする為には、きちんとした予防をしておきましょう。

予防としてできることは、

  1. 運動前のストレッチ・ウォームアップ
  2. 予防のためのテーピング

この2つになります。

 

運動前のストレッチやウォームアップは、

捻挫以外にも肉離れなど様々な予防をすることができるので、

必ずやっておきましょう。

 

また、テーピングは関節などの稼働許容範囲を超える際の補強として役立ちます。

特にブレイクダンスなど激しく手や足を地面に接触させたりひねる動きの場合は、

テーピングで予防しておいた方がいいでしょう。

 

 

 

  

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