ブレイクダンスを独学で始めようとしている、
もしくはブレイクダンスを始めたい方ならではのお悩みである
ブレイクダンスを始める場合、独学かスクールに通うか?を、
自分の経験と周りにいたbboyを見て来た経験を含めて、
俯瞰的にお答えしようと思います。
ブレイクダンスを独学で学ぶメリット
1)好きな時間と場所にタダで練習できる
独学で練習する場合、何と言っても最大のメリットは、
時間や場所は自分で選んで練習できるところにあると思います。
ブレイクダンスを始めたいと思う方って、
社会人の方も数多くいると思いますので、時間の使い方も大事ですよね。
さらにスクールに通わなければ、お金もかからないので、
まさに自分次第で結果が出るか出ないかになります。
練習場所も今となってはアプリで発見できる時代ですので、
場所探しも簡単です。
全国のダンス練習場所が分かる神アプリ「DANCE MAP」がやばい【練習場所情報】
2)ネットでやりたい技を調べて練習できる
これは今の時代だから言えるのですが、
本当に10年前くらいまでは、ブレイクダンスの技を習得したくても、
動画でレクチャーも全然なかった時代でしたので、
良い時代になったと思います。
独学である一定の技や基本なら、
動画を見て覚えるだけでも磨いていけるので、
かなり大きなメリットかなと思います。
3)自分のペースでできる
スクールに通うのと違って、自分のペースで練習できるのも大きなポイントです。
スクールだとみんなのペースに合わせて覚えていかないといけない場面もあるので、
上達の早い人は、独学の方が良いかもしれないです。
ブレイクダンスを独学で学ぶデメリット
1)技の細かい部分や自分にあったコツを覚えにくい
ここが一番ネックになる部分だと思います。
ブレイクダンスの技を覚える時に、
簡単な技を覚える場合はそれなりに自分で覚えたりできるのですが、
少し高度な技や繋ぎ方などは、やはりできる人に教わる方が、
一番上達が早いです。
特に自分では分かりにくい癖などは、
人に見てもらって指摘されて修正した方が、
悪い癖もつきにくいですし、時間の浪費も最短でできる場合もあるので、
不安な人はスクールに行く方が無難でしょう。
想像力が非常に豊かであれば、問題はないかと思うのですが、
踊り方の幅も広がりにくくなりやすいことがあります。
2)モチベーションを上げにくい
直接上手い人を見て、学んだ方が、
自分もできると思いやすいので、
モチベーションも上げやすいです。
どうしても一人でやる場合は、
動画などで見るしかできないので、
できない壁にぶつかると、モチベーションも上がりにくくなります。
3)リアルな流行りや情報について行きにくい
本当に一人独学でやる場合で、
かなり困る部分は最近のbboy事情が分からないところです。
時代によって流行りの技や、新しい技があったりするので、
それが動画などになるのは少し時間がかかります。
あとは最近流行っているブレイクダンスの曲なども、
近くにbboyがいないとリアルな情報を身につけにくいです。
トレンドを追いたい場合は独学だと限界がある部分の一つです。
ブレイクダンスをスクールで学ぶメリット
1)聞きたいことがすぐに聞ける
ここが最大のメリットになる部分だと思います。
ブレイクダンスの技は、壁にぶつかると、
何がダメで何が良いのか指摘されなくと分からないことが多々あります。
スクールに通う場合、それがすぐに解消されやすい=課題を見つけやすい
という利点があることが最大のメリットです。
あとは、できる人が近くにいて見れるという安心感と、
自分でもできるという気持ちになりやすいことが大きなメリットになります。
2)基礎をがっちり学べる
独学ではカバーできない基礎の部分を、
スクールでは自分の気のすむまで学び通すことができます。
間違えて覚えてしまっても、指摘されるので、
基礎をがっちり覚えれて、間違っても軌道修正がしやすいです。
特にトップロックとフットワークなどは、
変な癖がついたままだと、踊り方が全てぎこちない状態になるので、
踊りを上手くしたい場合はなおさら近くに指導者がいた方がいいでしょう。
3)上手い人を目の前に見れてモチベーションが上がる
確実に上手い人や目標にしているbboyがレッスンしている場合、
モチベーションが格段に上がります。
自分では無理だと思う技も、
しっかり指導してもらうとできるようにもなるので、
さらにモチベーションを上げれるサイクルが作りやすいです。
4)人脈を作りやすい
独学でやる場合、初心者でストリートに臨む時は本当に勇気がいります。
そして、最初は人脈も作りにくいことがほとんどなので、
スクールのメリットとして、同じような仲間と出会えることも最大のメリットです。
大体のスクールは、スクール自体で発表会やイベントなどを打ち出すことが多いので、
そういった機会でのbboyとの触れ合いや刺激が自然とできます。
人脈つくりとしても、スクールに通うことはいいメリットになるでしょう。
ブレイクダンスをスクールで学ぶデメリット
1)独学と違ってお金と時間が。。。。
ここが一番のネックになる部分だと思います。
独学と違って、お金と時間が確実にかかります。
時間とお金があって学ぶのならいいですが、
正直厳しい。。。という方は、独学で覚えれる部分は覚えて、
分からないことはレッスンで。。。という形が無難だと思います。
2)人が多いレッスンだと、細かく教わりにくい
人気のレッスンだと、人が多く、自分だけに割いてもらう時間が
どうしても少なくなってしまう場合が多くなります。
せっかくスクールに行ってるのに。。。ということもしばしばあったりするので、
スクールに通う場合は、そういった点も考慮しながら選びましょう。
覚えるなら独学・スクールどちらが良いのか?
メリットデメリットを考えて、どっちも利用が最初はベター
正直、状況によると思うのですが、
個人的な見解で言うのであれば、
全くbboyの知り合いもいない状態であれば、
最初はスクールをお勧めします。
技の基礎の覚え方や仲間や人脈つくりとしても、
スクールは最適なので、最初だけ通うのがベターだと思います。
分からないところも聞ける先生がいるだけで、
壁にぶつかった時も大きく変わります。
特に一番大きいのは踊りに対する意味やメンタリティーなど、
基礎・基本を生身の人間に教えてもらえることではないでしょうか。
大学にサークルがあったり、社会人でのダンスサークルに参加できる場合
こういったところがあって、教えてくれる人がいるのであれば、
スクールに行かずとも、独学でもやっていけるかと思います。
少し上手いbboyの知り合いがいるかいないかだけでも
今後のbboy人生が変わってきますので、
ともかく成長しやすい環境に自分を置くことが大事かなと思います。
人付き合いが上手な人なら
ストリートで上手い人に声をかけて、仲良くなって、教えてもらう方法もあります。
僕自身は高校生の時、この方法で上手くなりました笑
ただ、無料でいきなり教えてくださいというと、
それぞれのbboyも自分の練習時間があるので、
無理に教えてもらったりは難しいです。
そこからは人間関係も左右されてくると思いますので、本当に一か八かだと思います。
ブレイクダンスは独学?それともスクール?どっちが上手くなる?:まとめ
結論から言うと、独学でも技オンリーで練習する場合なら、
ある一定レベルまでは行けますが、それも一握りだと思います。
やはりブレイクダンスも踊りであり文化ですので、
大勢の人とワイワイやる方が楽しみは多いかなと経験上思いますので、
独学もスクールも上手に使い分けてできればいいのかなと思います!
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