ブレイクダンスのエアートラックスは、パワームーブの技の最高峰とも言われています。

さまざまな練習方法があるエアートラックスですが、

参考動画を元に、4つのステップで分かりやすく解説させていただこうと思います。

この練習方法でしたら、比較的に恐怖心もなく、怪我の確立も少ないと思うので、

ご紹介させていただきます。

要点のみ分かりやすく見たい方は、ブログ記事を読んだほうがスムーズです!

参考動画:https://www.youtube.com/watch?v=A-3y4BOgL0Q

 

スポンサーリンク



ブレイクダンスのパワームーブでも最高位の技

ブレイクダンスの技一覧まとめ

エアートラックスは、ブレイクダンスの中でも最高位の難易度を持つ技で、

開脚倒立した状態から少し斜めになった状態で、

地面から体を手で飛ばして回転し、キャッチするという技です。

近年ではキッズダンサーがバンバンやっていますが、

過去、Aトラックスを3周回せれば最強と言われていた時代があり、

エアートラックスは絶対に無理だといわれていた技でもありました。

 

 

 

エアートラックスの練習には倒立ができることが前提

逆立ち

エアートラックスは、絶対に倒立がしっかり出来ないと、

絶対といっていいほど怪我をする難易度の高い技なので、

まずはしっかりと倒立を覚えましょう。

 

倒立が出来ていない方は

逆立ち(倒立)が簡単に出来る正しいやり方!4つのコツと簡単にできる捉え方

ここでやり方を覚えてから、エアートラックスの練習に入りましょう。

倒立した状態で、足を自由に動かしても安定する、

交互に手を地面から離しても安定するくらいには整えておきましょう。

 

STEP1.開脚倒立をしっかりできるようになる

エアートラックス

引用:youtube

倒立した状態で、開脚をして楽々キープできるようにまずはなりましょう。

エアートラックスは、開脚しないと遠心力がつかない技なので、

しっかりと開脚する癖をつけてください。

開脚で倒立旋回したり、できれば完璧だと思います。

 

STEP2.開脚・閉脚倒立を交互にできるようになる

エアートラックス

引用:youtube

エアートラックスで体を飛ばす動作に必要な体の捻り方や、

足の使い方を覚えるために、開脚・閉脚をしっかりできるようになりましょう。

開脚~閉脚にする際は、足を回すようにして、

画像のように足を揃えないように閉じて開きましょう。

この時に、体がぶれないレベルには、倒立のレベルを高めておきましょう。

 

 

STEP3.倒立した状態でラビット

エアートラックス3

引用:youtube

足を交互に振る縦技のひとつ、ラビットをしっかりできるようになりましょう。

エアートラックスを飛ばす動作に必要なので、しっかり覚えましょう。

ラビットのみのやり方はこちら↓

ブレイクダンスのラビットの誰でも出来るやり方とコツ

 

 

STEP4. 今までのSTEP1~3を組み合わせる

今までの練習してきたものを組み合わせて、

エアートラックスをやってみましょう。

1.縦に閉脚

エアートラックス

2.開脚して

エアートラックス

引用:youtube

 

3.再度足を回しながら閉脚

エアートラックス

引用:youtube

 

4.閉脚した状態でラビット(足を入れ替える)

エアートラックス3

引用:youtube

 

5.ラビットする時に右手で思い切り地面を押す

エアートラックス

引用:youtube

ここでしっかりと逆手で地面を押さないと、

飛ぶ勢いがなくなるので、しっかりとプッシュ!

この時に、感覚的には倒立旋回くらいのイメージで飛ばしにいきましょう。

飛ばしすぎると怖さを感じるので、縦方向を意識しながらやってみましょう。

 

6.飛ばすと同時に体を捻ってキャッチ

エアートラックス5

引用:youtube

しっかり地面を押した時、体を捻ってキャッチ!

この際に、体を斜めにすると落ちやすいので、

なるべく倒立の状態のまま飛ばすことを意識しましょう。

倒立旋回しながら飛ばすことを意識して、

最初は手で飛ばしてキャッチできるようになりましょう。

これでエアートラックスの1周が完成です。

少し縦気味のエアートラックスですが、

最初は横エアートラックスを目指さずに、

反復練習で、連発にトライしましょう。

 

 



 

エアートラックスで一番の悩みは、おそらく足がついたり回転する前に落ちてしまいがちになるところだと思います。

具体的にその解消方法をレクチャーします。

腰が落ちないようにするには

 

開脚倒立した状態で、なるべく足を体の内側に入れないことがポイント。

足を下げて足腰を内側に入れると、重心が体の全面に向いてしまい、

全体的に落ちやすくなるためです。

◎良い例↓

エアートラックス6

引用:youtube

足がしっかり上を向いている状態です。

 

×悪い例

エアートラックス7

引用:youtube

足のつま先が、完全に下を向いていますね。

この状態になると、お腹側に重力で落ちてしまいますので、

しっかり足を上げるようにしましょう。

 

エアートラックスのバリエーション

エアートラックスができたら、

バリエーションにチャレンジしてみましょう。

エアートラックスのバリエーションは、難易度が高いものが多いので、

しっかりとエアートラックスの連発が出来てからやることをお勧めします。

 

エルボーエアートラックス

エアートラックスの肘バージョン。

エアートラックスのバリエーションでも難易度は低め。

エアートラックスよりも高さがない分、エルボーからトライする人も多い。

手と手が近い位置で肘をついて飛ばす方がやりやすく恐怖心も少ないです。

 

エアートラックス「ワープ」

エアートラックスで飛ばした際に、空中で一回転して、そのままウィンドミルに入る技。

エアーができれば結構勢いで飛ばして出来ちゃう人も多い。

 

足巻きエアートラックス

エアートラックスの足巻きバージョン。

エアートラックスがしっかり余裕を持って出来ないと、難しい。

 

他にもエアートラックスのバリエーションはありますので、

やばいバリエーションを見たい場合はこちら…↓

エアートラックスの中でも超難易度高いサンダーロールって知ってる?

ブレイクダンスで一番難易度の高い技!?リアルワンハンドエアー

 

 

今までの練習方法のまとめとしては、

・倒立をしっかりマスターする
・開脚倒立を安定させる
・開脚と閉脚で倒立できるように繰り返す
・ラビットを覚える
・ここまでの流れを複合させる
・ラビットで跳ぶ瞬間にエアーを飛ばす

このようになります。

 

とにかくエアートラックスは、倒立をしっかりできないと、

マスターすることが難しい技ですので、しっかりと倒立をマスターして、

練習に励みましょう。

 

入り方をしっかり学びたい場合は↓の動画が参考になります。

 

 

 

  

この記事を読んだ人におすすめ

  
スポンサーリンク